はじめのご挨拶。
お立ち寄り、ありがとうございます。
かんすけ(cansuke)と申します。よろしくお願いいたします。
当ブログは、筆者が作成した英語学習のためのフックを書き綴ったり、学習法について考えたり、ワーホリや仕事での英語体験を振り返ったり……といった、英語関係の雑記ブログになる予定です。
↓↓↓お時間があれば、お付き合いください。↓↓↓
このブログをご覧になって、わざわざご挨拶の記事まで読んでいただけているということは、大なり小なり、日常で英語に触れている方とお見受けします。
突然ですが、「赤の女王仮説(Red Queen's Hypothesis)」という言葉を聞いたことはありますか?
なんでも、「赤の女王」というのは、かの有名な『鏡の国のアリス』に登場するキャラクターということで、彼女が作中で放った以下の台詞をモチーフにした学説なんだそうです。
赤の女王いわく:「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」
つまり、生存競争に生き残るためには常に進化し続けることが必要であり、立ち止まるものは絶滅する、といった意味なんだとか。
……おっかないですね。
さて、国際化の必要性が訴えられて幾年か、「英語格差(English devide)」なんて恐ろしげな言葉も生まれてしまいましたが、僕たちはまさに、「国際共通語を習得するか否か」という適応だの生存競争の真っ只中にいるといっていいでしょう。
とはいえ、英語学習ともなると、その目的も人それぞれです。
資格を取得したい、仕事で入り用になった、趣味の延長で学びたい、受験のために、などなど。
そのために参考書を買って、単語も文法も暗記して、問題集も制覇して、時間のあるときは海外のコラムも読んでみたり、字幕なしの洋画を頑張って視聴したり、……
……ちょっとたいへんですよね。というか、たいへんです。ぼくはたいへんでした。
もちろん、学習を続けていく中での達成感だったり、海外への興味や好奇心をうまくモチベーションに変換する方法もあると思います。
けれど、日本生まれ・日本育ちの純日本人にとっては、英語という遠く離れた言語を習得するのって、本当にたいへんなことなんです。
全力で走り続けていたら、いつかはガス欠になってしまいますし、パンツのゴムだってずっと無理して引っ張り続けたらだるんだるんになって、戻らなくなってしまうんです。
けれども一方で、こんな言葉もあります。
「ローマは一日にして成らず(Rome was not built in a day.)」
「現状維持では後退するばかりだ(He who moves not forward, goes backward.」
努力の継続の重要性を説いた格言ですが、探しても探しても、こういうものばかりで、息が詰まりそうになりますね。
事実、英語は使わない日が長引くほどに、錆び付いてしまいます。日常的に使い続けなければ、前に進み続けなければ、それまで積み上げてきた僕たちの英語は、気付かぬうちに吹き飛んでしまうのでしょう。
では、どうするか。
……また話は変わって、「アクティブ・レスト(積極的休養)」という言葉があります。
激しい運動をした後の疲れを取るために、敢えて負担の少ないストレッチやジョギングなどを行うことが、より効率的な体力の回復につながる、という手法ですね。
……ここまでの記事で、2つのコロケーションと、3つの格言を取り上げました。いずれも難しいものではありません、中学生でも頑張れば読み解けそうな表現です。
このうちひとつ、そのまま覚えちゃいましょう。
みっつ全部、頑張って覚えなくたっていいんです。
そして、機会があれば使ってみる。そのまま口に出しても、ちょっとアレンジを加えてみるのもいいかもしれません。
それを、「アクティブ・レスト(積極的休養)」にしちゃいましょう。
「全力で走る」というのは、「休みなく足を動かし続ける」ということじゃありません。
どうしたらより早く、より効率的に、前へ進むことができるのか。
そのために、一見すると楽をしているように見えることを取り入れるのだって、きっと大切なのではないか、と、そう思うのです。
↑↑↑お付き合いいただき、ありがとうございました。↑↑↑
こんな感じで、日々思うことを英語学習のフックにして、
「ゆる~く『英語で』みちくさしちゃおうよ」
そんな気持ちを込めて、みちくさ英語と名を付けました。
日常の気になる話題を英語で考えたり、ついでに新しい単語や表現を覚えたり、海外生活に思いを馳せてモチベーションを回復させたり、かとおもったら英語教育や学習法についてちょっと真面目に考えたり……
そんなブログを目指していこうと思っているので、よろしければお付き合いください。
「赤の女王」にバレないように、上手にサボりましょう。
長くなりましたが、最後に筆者の英語経歴を(よさげな感じに)綴って、ご挨拶の締めとさせていただきます。
筆者名:かんすけ(cansuke)
生息地:北海道
大学にて英米文学を専攻。卒業後、地方の一般企業に入社。2016年にワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡航。ローカルの仕事を経験した後、留学ビザに切り替え、教育関係の資格を取得。帰国後は、外資の契約社員として英語対応のデバイスサポートなどを経験。現在に至る。